管理栄養士からのメッセージ

 今年は思いのほか12月中旬に寒波が来ています。

 部屋は適度に暖房をして、暖かい着衣に致しましょう。各部屋に温度計(湿度計付きがベスト)の備えがあれば暖房の目安となるでしょう。

 皆さま、よいお年をお迎え下さい。

石川クリニック
管理栄養士

管理栄養士からのメッセージ

 見落としがちな主食の塩分量について記載致します。

 

パン類<60g>エネルギー
バケット(フランスパン) 0.95g
(厚さ3センチ2枚)
167Kcalcm
食パン 0.78g
(六つ切り1枚)
158Kcalcm
スコーン(イギリスタイプ) 0.3g
(1個)
190Kcalcm
米飯類<200g中> 
米飯 0g 336Kcal
炊き込みご飯
(例:透析食としての松茸ご飯)
約0.8g以上 340Kcal
麺類<200g> 
茹でうどん(干しうどんをゆがく) 1.0g 252Kcal
茹でうどん(生うどんをゆがく) 0.6g 210Kcal
そうめん(干しそうめんをゆがく) 0.42~0.65g 254Kcal
茹でそば(干しそばをゆがく) 0.25g 228Kcal
茹でそば(生そばをゆがく) ほぼ0g 264Kcal
茹でスパゲティー(塩なしでゆがく) ほぼ0g 298Kcal
茹でスパゲティー(1.5%食塩水でゆがく) 0.85g 298Kcal
茹で中華そば(干し中華そばをゆがく) 0.37g 280Kcal
茹で中華そば(生中華そばをゆがく) 0.35g 298Kcal
蒸し中華そば(生中華そばを蒸したもの) 0.85g 396Kcal
沖縄そば(干し沖縄そばをゆがく) 1.0g 294Kcal
沖縄そば(生沖縄そばをゆがく) 0.85g 296Kcal

 

 バケットを米飯200gと同じエネルギーを確保したい場合、米飯は塩分0gに対し、バケットは120gで1.9gとなります。

 スパゲティーを塩ゆでしない場合、塩分はほぼ0gとなります。

 うどんやそばは塩分含有量の数値を参考に、調味料の加減をしましょう。

管理栄養士からのメッセージ

 秋にはいり、筋子やイクラを召し上がる機会が増えるかと思います。鮭の筋子やイクラ、スケソウダラのたらこ、マダラのしらこ等にはリンが多く含まれています。

100g当たりのリンの含有量
筋子 490mg
イクラ 530mg
小鉢(60g)で318mg
たらこ(生) 390mg
たらこ(焼)  470mg
しらこ 430mg
ウニ 390mg


 量を控えめに召し上がりましょう。

管理栄養士からのメッセージ

秋の果物のカリウム量を紹介致します。

中 1/4個 60mg
中 1/3個 75mg
みかん(温州) 小 1個 63mg
ブドウ 大粒 7個 65mg
リンゴ 中 1/3個 62mg

好みの果物を適量召し上がるように致しましょう。

管理栄養士からのメッセージ

 8月も終わりに近づいて参りました。まだまだ暑さは続きますね。体調を崩さないように致しましょう。 
 今月は、酢や生姜について少しお話致します。
 生姜のジンゲオールという成分は、加熱するとジンゲロンという成分を生成し、血管拡張や血行を促します。また、脂肪や糖の代謝を促進します。
 酢は抗血小板作用があり、動脈硬化を防ぐとも言われております。
 そこで、簡単に作れる「酢生姜」を紹介致します。

<材料>
皮付き生姜 100g
100㏄
はちみつ 15g


※薄切り生姜を容器に入れラップをし、電子レンジで2分半加熱する。酢とはちみつを加え一昼夜置く。 

管理栄養士からのメッセージ

 暑中お見舞い申し上げます。

 気温の低い冬場と違い、気温の高い夏は体温を上げるのに使われる消費カロリーが少なくなります。夏は食事総カロリーを低めに設定しましょう。余分なカロリーは肥満につながります。

 発汗が多いと、来院時体重がドライウェイトより低くなることがあります。脱水症にならないように、スタッフと相談して適切な飲水量を決めましょう。