管理栄養士からのメッセージ

 コロナウィルス感染予防の自粛期間、外食機会が少なくなり食事摂取量が目立って減少し、適正体重に戻った患者様がおられます。

 

 また、外食で栄養を補っておられた方は栄養が不足がちになりました。

 

 これを機会に、適切な外食の利用を考えてみましょう。

管理栄養士からのメッセージ

 肥満傾向の患者様の栄養指導において、「酢」を使わない患者様が目立ちます。酢を使った和食を大切に考えてみましょう。きゅうりの酢の物、もずく酢、ちらし寿司等々。

管理栄養士からのメッセージ

 血液検査のカリウム値が高い患者様の食事内容を聞き取り致しました。カリウム値の高さは焼き魚、南瓜、大根でした。南瓜は茹でこぼしてもカリウム値の高い食品です。

 

 大根はしっかりゆでこぼしてから煮物に致しましょう。

管理栄養士からのメッセージ

 最近食事が進まない患者様には、炊き込みご飯をお勧めいたします。

 

 残り物の具材、例えば鶏肉、焼き豚や魚の切り身をメインにします。牛蒡、人参、薄あげ、こんにゃくや干し椎茸を刻み、少量のだしの素、薄口しょうゆとみりんで味付けし、炊飯器で手軽に出来ます。

 

 召し上がりやすく、カロリー摂取に繋がります。

管理栄養士からのメッセージ

 昨今、健康飲料や健康食品にビタミンDとカルシウムが含まれているものがあります。これらを食べ続けると血中カルシウムの検査数値が正常より高くなることがあります。

 

 透析患者様は医師が検査数値をコントロールしておりますが、それを乱すことがあります。そのような製品を利用するときには主治医に相談致しましょう。

管理栄養士からのメッセージ

 最近の冷蔵庫は常に庫内の温度を一定に保つようになっております。しかし、季節によって庫内の温度が変動することがございます。

 

 庫内に食品を詰め込み過ぎると温度のむらが出来て充分に冷えなかったり、逆に冷え過ぎにより一部が凍り付くことがございます。

 

 また、冷蔵庫内は10℃以下になるように温度ダイアルの調節を致しましょう。なお、実際にお手持ちの温度計で庫内の温度を測ってみましょう。

 

 食品を衛生的に保存するには、温度管理が必要です。