管理栄養士からのメッセージ

 11月も中旬を過ぎ、寒くなって参りました。旬の食材を鮮度の良い状態で料理すれば、薄味でも美味しく頂けると思います。

 鯖は青魚の中でも質の良い脂肪酸量が多い魚と言われており、動脈硬化を予防する効果があります。眼精疲労や肩こりを予防すると言われるビタミンB12も豊富です。

 新鮮な鯖は味噌煮、塩焼き、きずしにしてみては如何でしょう。

管理栄養士からのメッセージ

 ■肥満であり糖尿病を合併し、冠動脈バイパス術後の患者様に食物繊維粉末を2ヶ月近く服用して頂きました。この患者様は野菜嫌いで、透析2日空きには5~6㎏の増量となることがあります。時には水分過剰により息苦しくなることもあります。服用開始1~2週間後には、透析1日空きで平均1.5㎏の増量で抑えられる日もありました。ドライウェイト増加はなくなりました。患者様自身も「何となく体が軽いかな、もう少ししたら痩せそうな感じ。」と言っています。

 

 食物繊維は食欲を抑える作用があるようです。食物繊維には、その他明らかになってない効用が色々とありそうです。

管理栄養士からのメッセージ

 「マヨラー」と言われる言葉が出来て20年近くになります。

 

 マヨネーズの原材料は主に卵黄、酢、サラダ油と塩で、約7割強が油となります。マヨネーズ大さじ1杯(すりきり)約15gで100Kcalです。100gで約670Kcalあり、高カロリーの食品の一つです。多量に摂取すると肥満になる恐れがあります。さらに、他の栄養摂取がおろそかになりがちです。

 

 マヨネーズは口当たりがよく、どんな食材にも合いやすいため、広く利用されるようになっています。

 

 マヨネーズを食卓に置き、ついつい使い過ぎになる方の場合、食卓にはマヨネーズのボトルを出さないように致しましょう。

管理栄養士からのメッセージ

 残暑お見舞い申し上げます。

 

 今年は本当に残暑厳しいですね。昨日一匹のトンボが庭で飛び回っておりました。しかしながら、秋の気配はなかなかという感じです。

 

 今日はタコについて少しお話し致します。明石の海は潮流が激しくタコの餌となるエビやカニが豊富です。明石のタコは甘味の強い質の良いタコであると言われております。タコ刺し、タコ酢、タコ天やタコ飯と、お料理はバラエティーに富んでいます。

 

 蛋白質、ビタミンB2やタウリンが豊富であり、なおかつリン含有量が少なめの蛋白質源です。夏バテ予防に一役かってくれることでしょう。お勧めの魚介類の一つです。

管理栄養士からのメッセージ

 連日35°Cに近い猛暑が続いております。

 日中部屋を閉め切り、夜間自宅に帰ると熱気がこもっています。まず窓を開け空気を入れ替え、それからクーラーで部屋を冷やしましょう。これを怠りすぐに就寝すると、夜間の室内でも熱中症になる危険性があります。

 透析日にドライウェイトより体重が大きく下がっている場合は発汗量が多量なので注意致しましょう。

管理栄養士からのメッセージ

 6月に入ると蒸し暑い日が多くなり、クーラーの使用が増えます。クーラー使用により身体が冷えてお腹の調子を悪くすることがあります。極端な場合は下痢をきたし、体調を崩すこともあります。そこで、就寝時に薄手の腹巻を使用してみては如何でしょうか。また、クーラーは入眠後に「切」になるようタイマーを設定致しましょう。

 

 冬は足の冷え、夏はお腹の冷えに気をつけましょう。